「桐の花」を見ると、昔、女の子が生まれると庭に桐の木を植えて嫁入りの際の桐の箪笥にと願った風習が思いだされます。たしかに桐は古典的な趣のある花で高貴なイメージがありますね。
Modify : 2024-10-24 13:11:37 ✎ さくらがい
蛇は肺呼吸をして、地面を這うのと同じ動きで水面を移動するそうです。平安神宮で人々のざわめきに気が付き、瞬間的にシャッターを切りました。なおこの写真は「俳句文芸誌」の口絵に採用されました。
Modify : 2024-05-26 21:08:10 ✎ さくらがい
京都の北野天満宮や菅大臣神社などには「飛梅」の樹木があります。” 東風(こち)吹かば匂いおこよ梅の花 主なしとて春な忘れそ” 梅の花が道真を慕ってはるばる大宰府まで飛んだという伝説は有名です。
Modify : 2024-05-01 18:04:08 ✎ さくらがい
上賀茂神社の摂社・大田神社のカキツバタ(国の天然記念物)有名です。大田の沢に飛来した青鷺が双葉葵ならぬ杜若をかざした姿のようです。「注」かざしぐさ(挿頭草)=賀茂社の祭にかざすことから、双葉葵の異名。
Modify : 2024-03-19 13:36:26 ✎ さくらがい
京の夏の風物詩として随所に七夕まつりの行事が見られます。花屋さんに頂いた笹飾を手にして地下鉄のホームで電車を待っていると ‷ あ、そうだ今日は七夕の日なんだ!” と忘れ物をしたような人の声が耳に届い...
Modify : 2024-02-21 13:44:33 ✎ さくらがい
「犬吠埼」の日の出をカメラに収めようと、早朝に海岸を目指したのですが、無情にも暗雲が垂れ込め目的は叶いませんでした。しかし灯台の崖に咲く磯菊が、失意の心を癒してくれたのでした。
Modify : 2024-01-21 09:30:47 ✎ さくらがい
八坂の塔のそばにある八坂庚申堂金剛寺には「くくり猿」と呼ばれるカラフルなお守りが境内につるされています。「くくり猿」は欲望のままに行動する猿を動けないようにくくりつけ、欲に走らないように人間を戒め...
Modify : 2023-12-22 12:29:41 ✎ さくらがい
“♪月はおぼろに東山・・” と歌い舞われる「祇園小唄」は作家・長田幹彦が祇園のお茶屋「吉うた」に滞在していた時に作詞したもの。佐々紅華によって作曲され全国的にヒットした。 祇園小唄の顕彰と往時を偲び毎...
Modify : 2023-11-27 08:03:04 ✎ さくらがい
「帰らぬ風」に秋風の寂寞感とともに、かそけき命が清々しく捉えられていて、詩的な味わいの一句。と有難い選者の評を頂きました。作者としては、俳句とはうらはらに第二次世界大戦で特攻隊の乗組員として帰らぬ...
Modify : 2023-09-17 16:39:32 ✎ さくらがい
冬の比叡山。坂本ケーブルの乗り場近く、木の間から虹が美しい七色変化を見せながら湖面に溶け込む残影にしばし見惚れていました。夏の虹よりも淡くたちまち消えますがとても印象深いものがあります。
Modify : 2023-09-05 09:53:18 ✎ さくらがい
”♬ あなた変わりはないですか 日ごと寒さがつのります・・” 「北の宿から」去っていった人への思いを断ち切ろうと「北」へ旅に出たのですが、未練を断ち切れずに心の中で呼びかけたり、セーターを編むいじらし...
Modify : 2023-09-05 09:50:30 ✎ さくらがい
良忍上人が大原の山奥にある「音無の滝」を前にして声明の練習を行なっていました。初めは声明が滝の音に消されて聞こえなかったのですが、稽古を重ねるに従って滝の音と和し、やがては滝の音が消え、声明が朗々...
Modify : 2023-08-23 15:46:28 ✎ さくらがい
京の夏の風物詩として知られる五山の送り火。お盆に帰ってきた先祖の霊が冥界に戻るのを送る行事、五山の中で最初に点火されるのが如意が嶽(大文字山)。
Modify : 2023-08-17 11:57:40 ✎ さくらがい
「二つ折の恋文が花の番地を探している」ルナールの詩・蝶をイメージしてみました。青葉や花の匂いを運んでくる風には色さえ秘められているように思えます。NHKの句会・夏井先生からベストファイブに選ばれま...
Modify : 2023-08-13 17:36:27 ✎ さくらがい
私の母は俳人として新聞や句誌に投稿しては、よく入選していました。しかしその当時、俳句に無関心だった私は母が「吟行に行く」というと、「どこの「銀行」に行くの」と、とんちんかんな返事をするていたらくで...
Modify : 2023-06-26 13:00:06 ✎ さくらがい
我が家の庭の紫陽花はブルー色のみですが、切り花を水に浸して仏前に供えてみると、花手水のイメージで満更でもない感じです。
Modify : 2023-06-17 22:03:36 ✎ さくらがい
咲き始めは白、やがて紫、青、赤、・・と水滴を含んだアジサイの色が変化しながら薄日に輝くさまは美しく、梅雨の時期にピッタリです。北原白秋の「城ヶ島の雨」の歌詞が浮かびます。利休鼠は灰色がかった黄緑色...
Modify : 2023-06-17 17:00:49 ✎ さくらがい
植物は一定の場所から移動することはないので、移動性のある虫たちから情報を得るという自然の摂理を詠んだものです。
Modify : 2023-05-20 13:57:53 ✎ さくらがい
葵祭は優雅な王朝風俗の行列で知られ、祇園祭、時代祭とともに京都の三大祭りのひとつです。上賀茂神社と下鴨神社でさまざまな前儀が行われますが、人気の的は5月15日に行われる路頭の儀の祭列です。 ...
Modify : 2023-05-17 14:48:54 ✎ さくらがい
上賀茂神社の競べ馬は毎年5月5日に二頭ずつの馬の速さを直線コースで競う。目の前を馬が駆け抜ける一瞬の勝敗にどよめきが走る(選者の評から)。
Modify : 2023-05-06 20:21:04 ✎ さくらがい