俳句界

1 2 3 4 5 >
「ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず・・」(方丈記)。万物は永遠に生死を繰り返し絶えず移り変わります。 桜の花びらも妖精の舞いを演じつつ、ある時は花筏となっていずこともなく流れてゆ...
Modify : 2022-04-03 15:10:43 ✎ さくらがい
立本寺の本堂の前にたたずむ舞妓が一人。さくらの舞い散る中で、舞妓の白いうなじと桜の花びらが重なり美しい情景です。「注」余花とは・・春に遅れて咲き残る桜の花を意味します。
Modify : 2022-04-02 11:29:56 ✎ さくらがい
法然院の墓地にある谷崎潤一郎のお墓には、紅しだれ桜の木があります。この桜は谷崎潤一郎がこよなく愛していた平安神宮の紅しだれと同じ桜。「春琴抄」は川端康成が絶賛した名作です。墓石は「寂」と「空」の二...
Modify : 2022-03-31 20:15:17 ✎ さくらがい
吉野山にはシロヤマザクラを中心に約200種3万本の桜が密集して全山を埋め尽くします。 一目に千本見える豪華さという意味で「一目千本(ひとめせんぼん)」と呼んでいます。また後醍醐天皇が足利尊氏に敗れ​吉野...
Modify : 2022-03-30 16:48:24 ✎ さくらがい
「二つ折りの恋文が、花の番地を探している」、ルナールの美しい詩です。「蝶」を「二つ折の恋文」と表現し、飛んでる様を「花の番地を探してる」、この擬人法の散文詩を「フォト俳句」でイメージしてみました。
Modify : 2022-03-22 12:27:08 ✎ さくらがい
関西では真冬よりも早春に雪に出会うことがしばしばあります。左京区鹿ケ谷にある大豊神社の本殿の屋根を伝う蝋梅の花が名残りの雪を被って情趣に富む景色を添えています。
Modify : 2022-03-06 21:00:04 ✎ さくらがい
初冬の比叡山。坂本ケーブルの乗り場に向かっていると木の間から差し込むように虹が美しい七色変化を見せていました。
Modify : 2022-03-02 17:06:22 ✎ さくらがい
高瀬川は京都の木屋町二条から伏見に至る運河で、江戸時代に角倉了以の父子によって物流用に開削されました。川の名前はこの水運に使用されている「高瀬舟」にちなむものです。高瀬舟は舷側が高く底が平たいので...
Modify : 2022-02-14 15:20:18 ✎ さくらがい
湯立神事は神前に大釜を据えて湯を沸かし、神楽女が笹の枝をその湯に浸して周囲の人びとに振りまいて厄除けを祈ります。2月の極寒の季節に飛び散る白湯が恰も霰が降り注ぐかのようです。
Modify : 2022-02-12 21:03:06 ✎ さくらがい
瀬戸内の小島(おしま)の要塞跡は明治中期の日露戦争の当時に築かれたもので、島の山中には砲台や兵舎・弾薬庫跡などが往時のままの姿で残っています。「注」冬将軍とはモスクワを攻めたナポレオンが厳寒に勝て...
Modify : 2022-02-06 20:44:51 ✎ さくらがい
「ナマケモノ」は、日中ほとんど木の上で寝ています。そののんびりとした動作からこの名前がつきました。  人間の中でいい年になっても朝寝坊のくせが抜けないのが私です。 傘寿、米寿はあっという間に過ぎ去...
Modify : 2022-01-11 21:15:50 ✎ さくらがい
八坂神社の境内にある美御前社は、名前の通り美を象徴する神として宗像三女神が祀られています。古くから祇園の芸舞妓をはじめ美しくなりたい願望の女性や理美容・化粧品業者の崇敬を集めています。また「をけら...
Modify : 2022-01-07 14:44:20 ✎ さくらがい
蛇はその姿や動きが不気味なことから敬遠されがちですが、田畑に害を与える小動物を食べるので人間にとっては益のある動物です。 平安神宮の池に波を立てながらスピーディーに泳ぐ長い蛇です。なおこの写真は角...
Modify : 2021-12-31 14:28:32 ✎ さくらがい
日本三大梵鐘のひとつ、親綱を引く僧侶と子綱を引く16人、「えーいひとつ」「そーれ」の掛け声はお馴染みの大晦日の行事、2021年は参拝者を400人に制限して受付けしました。
Modify : 2021-12-31 10:31:35 ✎ さくらがい
「祇園放生会」は生き物への感謝を込めて、稚魚を巽橋の上から白川に放流します。比叡山千日回峰行の大阿闍梨や舞妓さんもセレモニーに参加して花を添えます。
Modify : 2021-08-23 11:02:37 ✎ さくらがい
丹後地方の峰山高校の同窓会。卒業後65年が経過したいまも毎年約20名が春秋2回集う。会場が京都市内と京丹後市で交互に行われているが、八十路の高齢者が場所は異なっても 老ノ坂峠を越えて集まることにかわりは...
Modify : 2020-11-12 16:21:19 ✎ さくらがい
最近は新型コロナウイルスの感染防止のためソシアルディスタンスが推奨されていますが、そのお手本ともいうべき恋人たちの聖地・鴨川の土手には昔から暗黙のうちに守られている不文律がありますね。
Modify : 2020-06-29 20:07:08 ✎ さくらがい
東山(霊山)の中腹にある正法寺。かつては「日想觀(にっそうかん)」が行われていました。極楽往生を願って西向きに座り夕日を拝む仏教の修行です。庫裏に飛びこんだ一匹の蛾が空き缶の上で動かず,同調して勤行...
Modify : 2020-06-26 10:33:02 ✎ さくらがい
宇治田原の正寿院では、毎年夏に風鈴祭が行われます。約2000個のガラス製の風鈴が境内を埋め尽くし、本堂では備前焼や信楽焼などで作られた47都道府県のご当地風鈴も涼を運んでいます。
Modify : 2020-03-26 16:38:47 ✎ さくらがい
勧修寺の氷室池は自然の湧き水で、平安時代には池の氷を宮中に献上し、氷の厚さで五穀豊穣をを占うという古い行事がありました。池には鯉とカルガモが睡蓮の間をすり抜けながら仲良く泳ぎまわっています。
Modify : 2019-11-26 16:49:27 ✎ さくらがい

1 2 3 4 5 >